パナソニックビルダーズグループとは？標準仕様や坪単価の目安をご紹介

マイホーム計画となった時に初めて知った存在。

• パナホームとは違うの？
• パナソニックビルダーズグループの特徴は？

と、自分が疑問に持ったことを調べて、まとめてみました。

パナソニックビルダーズグループはパナソニックの厳しい審査や施工研修をクリアしたビルダー

構造計算だけでなく、照明計画「あかりプラン」や換気システムの提案書などの提供があります。

パナソニックビルダーズグループの特徴はテクノストラクチャー工法

最大の特徴は何度か出てきた、テクノストラクチャーという工法。
どんな工法なのか特長を以下のとおりまとめてみました。

木と鉄の梁とはこんな感じ↓

在来工法では木材だけで家を建てます。パナソニックホームズ（パナホーム）は鉄骨造。
テクノストラクチャーは簡単にいうと、その間といった感じでしょうか。

これにより耐震性能の高い強い家、吹き抜けの高い柱なしの大空間な家が建てられる自由度の高い工法です。

在来工法では、間取りによってはどうしても抜けない柱ができてしまうのですが、テクノストラクチャー工法を利用すると、その柱がなくても強度に問題なく建てることもできるかもしれないのです。
パナソニックの緻密な構造計算によって提供されるので安心感もありますね。

パナソニックビルダーズグループの標準仕様や坪単価は？

パナソニックビルダーズグループというだけあって、住宅設備はパナソニック製がほとんど標準仕様となります。

キッチン	ラクシーナ
トイレ	アラウーノ
お風呂	オフローラ
洗面台	シーライン
床材・建具など	べリティス

パナソニックの中でもスタンダードクラスが標準となっています。希望に合わせて上位シリーズも標準との差額で選ぶことは可能です。
玄関や窓サッシ、屋根材、外壁材などは別メーカー製ですが、パナソニックで取り扱っている製品ほとんどが標準仕様となる感じです。※2021年発注時のグレード

工務店によって取扱いが変わるとは思いますが、他社製もお取り寄せは可能です。
わが家は1階洗面台とキッチンの水栓はリクシル製にしました。

在来工法かテクノストラクチャーかによって本体価格の坪単価は変わります。

わが家の場合を例に比較してみますね。

在来工法	54万円
テクノストラクチャー工法	60万円

坪単価だけ見るとそこまで変わらないかなといった印象ですが、実際の坪数の合計で見ると200万円近くの差が出ます。
わが家は予算上テクノストラクチャー工法は断念し、在来工法でお願いすることにしました。

パナソニックホームズとの違いは？

同じパナソニックグループですが、全く別の組織です。

パナソニックホームズ（旧パナホーム）は鉄骨造。
鉄骨造とパナソニックの技術力ならではで耐震性や耐久性、省エネ性、設計自由度はさらに高い印象です。
坪単価も高く、70万円〜。

完全に別ものですが、参考までにパナソニックビルダーズグループとパナソニックホームズのかんたんな比較を一覧にしてみます。※私なりの認識です

	パナソニックビルダーズグループ	パナソニックホームズ
構造	在来orテクノストラクチャー	鉄骨
坪単価	在来：50万円台 テクノ：60万円台	70万円〜
住設標準	パナソニック製	パナソニック製
住宅展示	ほぼなし　※工務店による	ほぼある
対応エリア	地域密着型　※全国380社加盟	全国展開

パナソニックビルダーズグループはあくまで工務店や設計事務所のため、地域密着型といえます。
ビルダーによって個性も変わってくるでしょう。

おわりに

今回はパナソニックビルダーズグループって何？パナソニックホームズとは何が違うの？という素朴な疑問からまとめてみました。
メーカー選びの参考になれば幸いです。