実家の土地の有効活用も兼ねてマイホームを建設予定だったわが家。土地の所有者は私の父です。
計画としては父が土地所有者のままで、建物は夫名義で進めるという予定でした。
しかし、計画途中で父が急逝。
わが家はどうなったのか、どうしたのかをまとめています。
- 親が土地所有者で建築予定中に他界した場合の手続き
- 計画再開までに要した期間
着工前の土地申請中に所有者が他界。手続きは中断となりました
契約日から換算して順当にいけば3ヶ月ほどで着工となる予定だった我が家。
流れとしては、
- 境界立ち会い
- 分筆登記
- 開発許可申請
- 農地転用許可申請
…などなど。
まず境界立ち会いからしてつまづいてました(苦笑)
ハプニングだらけの土地
なんとか分筆登記手続きへ進めて、分筆が完了したのがその1ヶ月後くらい。
次のステップである開発許可申請・農転申請の準備をしてる最中、父の容態が急変してそのまま…となってしまいました。
私は父他界の翌日に担当者へ連絡。
世帯主が亡くなると死後の手続きが本当に大変で、母が日に日にやつれていくのがまた心配でした。
お葬式まで怒涛で、四十九日が終わって間もなくいろいろな解約ラッシュでしたね。
不動産など相続(遺産分割協議)は10ヶ月以内に終わればいいのですが、わが家の件があったので母は四十九日が終わってすぐくらいに手続きを始めてくれました。
司法書士さんにほとんどお任せでしたが、とても親切な方だったのでスムーズに終わりました。
父の死後、3ヶ月で相続完了。
哀しむ間もなく大変な中、手続きを進めてくれた母に感謝
私が土地所有者となり、担当者へ連絡後再開となりました。
今度は私(土地担保提供者)と夫(建築主)の書類だけで住むので手続きとしては楽になり、その後の手続きはスムーズに進みました。
遺産【争族】にならないように家族とよく話し合いはしておこう
我が家のように分筆した土地を私が相続するとスムーズに決まればいいのですが、場合によっては他の兄弟や相続人が「欲しい!」となって揉めることもあります。
事前に話し合っておくことでトラブルが未然に防ぐこともできます。
ちょっと信用にならないなと思ったら、生前贈与しておくのもいいかもしれません。
マイホームを父にも披露することは叶わずとても残念。コロナ前に建ててしまえば良かったと悔やみました。
悲しいけれど、譲り受けた土地を大切に守っていこうと思います。
天国で見守ってくれてるといいな
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